Garden and Stream(庭とタイムライン/フィード)
- メール、RSS、ブログやSNSの普及によって、タイムライン、フィードという
時系列で1列に並べられたウェブ上のコンテンツを見る、いわゆる流れ(Stream)が当たり前になった。現状はほとんどネットのデフォルトと言っても良い。 - Streamの中では、Mike Caulfieldのいう“対話型Web”(思考のための道具というより、議論や主張、表現、プレゼンテーションとして機能する)が内在している。人の声ばかりに夢中になる場所だ。
“The “conversational web”. A web obsessed with arguing points. A web seen as a tool for self-expression rather than a tool for thought. A web where you weld information and data into your arguments so that it can never be repurposed against you. The web not as a reconfigurable model of understanding but of sealed shut presentations.” “we’re infatuated with the stream, infatuated with our own voice, with the argument we’re in, the point we’re trying to make, the people in our circle we’re talking to.”
- TwitterやRSS、メールなど時系列で声が並べられるものもあれば、Facebook、Instagramのようにアルゴリズムによって選定されるものもある。
- Streamの普及の前に「ホームページ」という
時間軸Streamを主としない空間があった。この頃は、ブログのように声を発するための文字を書くだけでなく、Webページを作っていた。 - デジタルガーデン(Garden)は、その行為の実際は、ホームページでもあり、Wikiであり、ドキュメンテーションであり、Githubのレポジトリという変化の積み重ねとも言える。The Swale: Weaving between Garden and Stream
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ここで考えていきたいのは、「Streamが我々に何をしたか?」。具体的には我々の感受性や情報摂取、判断や欲望にどんな影響を与えてきたのか。
- 「人々はホームページやWebページを作ることを止め、Webコンテンツを作るようになった」
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How Blogs Broke the Web
“Homepages had a timeless quality, an index of interesting or useful or relevant things about a topic or about a person.” “Suddenly people weren’t creating homepages or even web pages, but they were writing web content in form fields and text areas inside a web page.”
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How Blogs Broke the Web